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【花束屋さん】ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違いって何?

ドライフラワーとプリザーブドフラワーで花束を制作・お届けしている『Soeru手のひらサイズの花束屋さん』では、皆様からたくさんの質問をいただきます。

今回はその中から「ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違い」についてお答えしていきます💐

こんにちは、Soeruの店長、鬼澤健汰です。
よく"きざわ"と間違えられますが"おにざわ"です。23歳の若者ですのでぜひ「おにちゃん」って覚えてください☺️

さて本日の読みものはお客様からいただいたこんな質問にお答えしていきます。『ドライフラワーとプリザーブドフラワーってどちらも水やりのいらないお花ですよね?違いを教えてください!』

ご質問ありがとうございます!
確かに、どちらのお花も水分を持たない、お水やりの必要のない乾燥したお花です。
でも、ドライとプリザーブドは製造過程がかなり違うんです💐
それぞれの特徴を、作り方・おすすめ用途別で紹介していきます。

【ドライフラワーの特徴】
ドライフラワーは生きているお花を乾燥させ、水分を抜いたもの。
生花と比べると落ち着いた色合いになることが多く、さわり心地もパリパリと、ナチュラルな風合いが人気です。

ブラウン・グリーンなどの自然な色のドライフラワーが多い印象ですが、意外とピンクや黄色など淡くかわいいものが多く、
Soeruの花束アートでもバラやデルフィニウムというお花のドライフラワーを使用しています💐

【ドライフラワーの作り方】
生花を風通しの良い日陰に吊るしておくと、少しずつ水分が抜けてドライフラワーとなります。
逆さまに吊るしておくことで、お花の茎が曲がることなく自然な状態で乾燥させることができます。

その他にも、お花の色をきれいなまま残しやすい方法としてシリカゲルを使う方法も有名です☺️

送別会や誕生日でお花をもらった場合は、お花を吊るして乾燥させる方法が簡単にドライにできておすすめです🌹

【ドライフラワーのおすすめ用途】
ナチュラルな色・質感が若い人に大注目されていること・作りやすいためインテリアとしても人気です。

生花に比べると長持ちし、色合いもシックなことからお店で商品を引き立てるディスプレイとしてもよく見かけます。

【プリザーブドフラワーの特徴】
お花に着色加工を行うため青や紫、真っ赤など生花には無いカラーも表現できることが魅力です💐
奇跡の象徴のブルーローズ(青いバラ)や、中には真っ黒やレインボーカラーのお花はプリザーブドフラワーで実現できています!

鮮やかな色合いと、まるで生花のような瑞々しい質感のため、時折お客様から生花と間違えられることも多く、嬉しい限りです…🤭

生花とは違い、水分・湿気が苦手なこともプリザーブドフラワーの特徴の一つです。
(※ドライフラワーも湿度の高い場所ではカビや腐敗の心配があるのでご注意ください)

保存期間は2〜3年でドライフラワーはゆっくりと色合いが落ち着いていくのに対し、プリザーブドフラワーは着色しているため、まるで宝石のように輝きを失いません。

僕はそんなお花を宝石にする魔法、プリザーブドフラワーが大好きです。

【プリザーブドフラワーの作り方】
プリザーブドフラワーを作るのはとても大変です。
先にお伝えすると素人には作れないので『ほー、そうやってるんだ』くらいで聞いてください。

簡単に一言でお伝えすると、専用の溶液で脱水・脱色を行い、その後着色を施してから乾燥させます。

繊細な作業が多く、新鮮なお花を使用しないと綺麗なプリザーブドフラワーに加工が難しい為
ドライフラワーに比べると職人魂を感じていただけるはずです。

【プリザーブドフラワーのおすすめ用途】
華やぐ色合いはお祝いごとの贈り物として人気です。
お水やりが不要なので、何かと慌ただしい開店祝いや引っ越し祝い・持ち帰りの必要がある旅行先でのプレゼントにもぴったり。

長い間保存しておくことができることから、
恋人との記念日やプロポーズにもおすすめのお花です💍💐

どちらも本物のお花を使用していることから間違えやすいドライフラワーとプリザーブドフラワー。

違いがなんとなく伝わりましたでしょうか?
どちらも素敵な特徴を持ち、『私はドライフラワーが好き』、『プリザーブドフラワーの魅力に惹かれた』…

いろいろ感じ方はあると思います☺️

Soeruではプリザーブドフラワーを中心にドライフラワーも使用して花束を制作・お届けしております。
ぜひ、あなたらしい『花束のある暮らし』をお楽しみくださいませ💐