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おまもり花束誕生秘話丨Soeru手のひらサイズの花束屋さん丨スマートフォン花束

『花束をスマートフォンの間に挟むことはできますか?』
Soeruが駆け出しの頃に1人のお客様からメッセージが届きました。

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こんにちは。
Soeruの店長、鬼澤健汰(おにざわ けんた)です。

本日の読みものは、Soeruの看板商品の「花束アート」の誕生の物語です💐

誕生秘話の前に少しだけお知らせです。

多くのお客様に『Soeruのスマートフォンに挟む花束が真似されています』とお声をいただいております。

いつも応援してくださる皆様、教えていただきありがとうございます。

類似商品が多く出回っていることに関して、注意喚起と私の本心、今後の方針についてお伝えさせてください。

まず、皆様へ注意喚起です。
Soeruは姉妹店のようなものは一切ございません。いくらデザインが似ていようとも、Instagramのリールや投稿が似ていようとも、Soeruとは一切関係ございません。

というのも、Soeruの姉妹店であると騙すような言動があったと教えていただきました。今後そのような悪質なコメント・フォロー・ダイレクトメッセージがございましたら、ブロックなどご対応をよろしくお願いいたします。

そして、私の本心についてです。
スマートフォンに挟む花束を真似されること自体は嬉しく思っております。

私が目指しているのは、文化です。
そのためには私だけの力では到底達成できません。

お皿を作る職人が何人もいるように、
コーヒーを淹れる職人が何人もいるように、
スマートフォンに挟む花束を作る職人が何人もいていいと思っております。

私たちが努力することは、そんな中で皆様から選んでいただける店であり続けること、ただそれだけです。

そうは言っても、職人には職人のマナーがあります。それが今後の方針ですが、私たちが悪質だと判断したアカウントやお店に対しましては、法的な対応をいたします。悪質の判断基準は、Soeruのお客様に迷惑をおかけしていること、Soeruの知的財産を侵害していること、嘘を述べ、欺いていることなどです。

私たちはこれからも一貫して、Soeruに期待して、応援してくださる皆様に、花束の力で幸せをお届けするためだけに努力し、精進して参ります。

心配してくださった方が私が想像したよりもいてくださったため、少しだけこの件についてお話させていただきました。

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さて、というわけで!

本日は、そんなスマートフォンに挟むことができる「おまもり花束」の誕生秘話を皆様にお届けいたします。正真正銘、私たちSoeruがスマートフォン花束の元祖でございます。

実はおまもり花束の誕生は、とある1人のお客様のご要望からでした。

2年間、Soeruが駆け出しの頃です。
私は、たくさんの人が「お花のある暮らし」がしやすいように花屋が工夫できることはないのかな、と考えていました。

そんなある日、花束を注文してくださったお客様からひとつの写真とメッセージが届きました。

カスミソウをケースとの間に挟んだ状態のスマートフォンの写真と、
『小さな花束をスマートフォンにはさみたいんですが、できますか?』のメッセージです。

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正直、できるかわかりませんでした。
ですが、『Soeruの花束が可愛くて…』とおっしゃってくださったお客様の期待に応えたい、その一心でチャレンジすることにしたんです。

それがこちら。初期の私たちのおまもり花束(当時は花束アートと呼んでいました)です。

こうして、初代おまもり花束は誕生しました。

この小さな花束は私の思い描く「お花のある暮らし」を実現してくれました。

花束をスマートフォンに入れて持ち歩くというアイディアこそが私の欲しかった工夫です。私たちが提供できる「花束のある暮らし」は素敵だと胸を張って言うことができます。

花束を通して『笑顔になれる瞬間をお届けしたい』そう思っています。いつも一緒にいてくれるおまもりのような花束があれば、辛いことがあっても少しだけ明るい気持ちになれる、そんか気がしているんです。

心が疲れていても、少しだけ前向きになれるはず。

私自身のそんな願いをたくさんの人に届けるためにに花束屋を創り、おまもり花束を作る腕を仲間とともに磨いてまいりました。

これからもただひたすらに皆様に笑顔になっていただくために花束を作り続けます。

これからもSoeruをよろしくお願いいたします💐